山陽(yáng)特殊製鋼株式會(huì)社（社長(zhǎng) 佐々木宏機(jī)、本社 姫路市）は、中期連結(jié)経営計(jì)畫（2005～2007年度）の中で、「『高信頼性鋼の山陽(yáng)』のブランド力強(qiáng)化」を重點(diǎn)施策の一つとして掲げております。これは、當(dāng)社のコア技術(shù)である高清浄度鋼製造技術(shù)をベースに、開(kāi)発、品質(zhì)、安定供給などのあらゆる面で的確な対応をとることを通じて、市場(chǎng)から確たる信頼を得ることを目的とするものであります。
　品質(zhì)の造り込みで萬(wàn)全を期する一方、検査體制を一層強(qiáng)化することにより、さらなる品質(zhì)向上を追求しております。この一環(huán)として、この度、當(dāng)社の主力製品である中小形サイズの丸棒鋼の検査能力向上を目的に、従來(lái)のプローブ回転型超音波探傷機(jī)に加えて、最新鋭のフェイズドアレイ方式の全領(lǐng)域自動(dòng)超音波探傷裝置を世界で初めて量産ラインに適用しました。昨年12月初旬に工事が完了し、現(xiàn)在、順調(diào)に稼動(dòng)しております。

　本裝置の設(shè)置により、S／N比（※注）は従來(lái)の約3倍となり、より高精度の探傷が可能となるものです。
　また今回、本裝置が設(shè)置されたことにより、當(dāng)社の自動(dòng)超音波探傷を有する棒鋼検査ラインは、既存のプローブ回転型超音波探傷機(jī)を有する2ラインとあわせて、3ラインとなり、いずれのラインにおいても表面きず探傷、超音波探傷の両方の非破壊検査を?qū)g施できる體制が整いました。
　さらに今夏には、主力検査ラインの既存の超音波探傷裝置を1臺(tái)、本裝置に切り替える予定です。

　當(dāng)社では、今後とも製品の安定供給を通じて、需要家の國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力のさらなる強(qiáng)化に貢獻(xiàn)するため、品質(zhì)の向上と効率的な生産體制の構(gòu)築に注力していく所存です。