私たちは、「特殊鋼」というものを製造?販売しています。
大人でも聞きなれない「特殊鋼」というものがどのようなもので、
どのように作られているのか、これから當社のキャラクター
「さんとくん」と一緒に紹介していきます。
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私たちは、「特殊鋼」というものを製造?販売しています。
大人でも聞きなれない「特殊鋼」というものがどのようなもので、
どのように作られているのか、これから當社のキャラクター
「さんとくん」と一緒に紹介していきます。
山陽特殊製鋼という會社の名前がでてきました。
この中にある「特殊鋼」、英語では、“スペシャル スチール”といいます。
スチールとは「鉄」という意味です。
つまり、特殊鋼とは、「スペシャルな力を持った鉄」、これを私たちは作っています。
では、スぺシャルな力って
どんなものでしょうか。
特殊鋼の持つ「スぺシャルな力」は、
様々なものがあります。
強い
自動車の部品を毎月交換しなければならなかったら不便で仕方ないですよね。何年もの長い間自動車に快適に乗り続けることができるのは、スペシャルな強さを持った特殊鋼のおかげです。スペシャルな強さを持った特殊鋼は自動車の他にもお家や工場の中の機械などの部品に幅広く使われています。
サビない
ステンレスと言う言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。イラストのように、キッチンのシンクなどに使われているステンレスは、鉄の弱點である錆びを防ぐ特殊鋼です。お家の中の水回りの他にも、錆びてはいけない様々なところで、ステンレスは使われています。
硬い
人形焼きの鉄板みたいな絵がありますがもの作りをするための金型です。鉄は硬いものですが、その鉄を削ったり、穴をあけたり、曲げたり加工するのは、スペシャルな硬さを持った特殊鋼です。モノを造るための金型や工具などに用いられ、工業(yè)の発達を支えています。
熱に強い
熱くなると変形しやすくなるという鉄の弱點を克服し、いろいろな工場や発電所、自動車のエンジンなどの大変高い溫度の中で、熱に強い特殊鋼が使われています。
これらは、特殊鋼のもつ様々な「スペシャルな力」のほんの一部ですが、
特殊鋼は、これらのような「スペシャルな力」を発揮し、社會の様々なところで活躍しています。
では、これから、特殊鋼がどのようなところに使われているか、少しだけ紹介していきます。
特殊鋼が最も多く使われているのかが、
自動車です。
つくられた特殊鋼のおよそ6割が、
自動車部品の材料として使われています。
ではここで自動車の中身を
覗いてみましょう。
自動車の心臓部ともいえるエンジンや、エンジンで生み出された力を車輪に伝えるギアやシャフトといった駆動部品など、自動車が安全に走行するためにはとても重要なところの部品に、特殊鋼が使われています。
山陽特殊製鋼は???
世界最高レベルの品質(zhì)
(清浄度)を?qū)g現(xiàn)!
山陽特殊製鋼は、特殊鋼の中でも、特に高い品質(zhì)が求められる「軸受鋼」の生産で、日本國內(nèi)のトップシェアを誇っています。
この「軸受鋼」というのは、ベアリングという機械の回転部分を支える部品に用いられています。
上に二つの輪っかが寫った寫真がありますが、これがベアリングです。自動車をはじめとする様々な機械がスムーズに動くために、回転部分の摩擦をなくすという重要な役割を果たす部品なのですが、これが壊れると機械が動かなくなってしまいますので、その素材には、とても高い耐久性が求められます。山陽特殊製鋼は、このべアリングに用いられる軸受鋼で、世界最高レべルの品質(zhì)を?qū)g現(xiàn)しており、業(yè)界でトップメーカーとして認められています。すごいでしょ。
このような高い品質(zhì)が評価され、山陽特殊製鋼の特殊鋼は、
自動車のほかにも、新幹線や船舶、パソコンなどのOA機器からロボットまで、
実に様々なところで活躍しています。
「スペシャルな力」を持った特殊鋼は何からつくられるのでしょうか。
特殊鋼の原料となるのは、
スクラップです。
「スクラップ」とはいったいどういうものか、ご紹介します。
01
スクラップは、金屬製品を製造する工場での生産過程や、建物の解體などで発生します。鉄を削って加工するときに出てくる切削屑や、鉄板を打ち抜いたときの切れ端、解體された建物の鉄骨や鉄筋など、一度役目を終えた金屬が、スクラップとして、特殊鋼の原料となります。
自動車などの最終製品も、その壽命を迎えた後は、解體されて、スクラップとなり、金屬の種類や形に応じて分別されたうえで、リサイクル原料として活用されています。
02
山陽特殊製鋼では、このスクラップを原料として、特殊鋼を製造しています。その特殊鋼が、様々な工業(yè)製品の材料として用いられ、その役目が終わると、スクラップとして、また新たな素材の原料となる。このように、鉄という資源は、社會の中でリサイクルされており、山陽特殊製鋼は、その一端を擔っています。
次に、この特殊鋼がどのように
作られているか、
さんとくんが料理に
例えて紹介していきます。
まず、原料のスクラップを、電気爐という大きなお鍋で溶かします。
続いて、特殊鋼のスペシャルな力の素となる、
「合金鉄」という鉄ではない金屬を加え、決められた成分に調(diào)整していきます。
特殊鋼の性質(zhì)や品質(zhì)は、ほんの少しの成分の違いで大きく左右されるので、
溶かす工程の中で、何度も成分の確認をします。
お料理でも、調(diào)味料で味付けをして、味見をしますよね。
では、この工程の実際の映像を見てみましょう。
150tという大きな電気爐で、原料のスクラップを溶かしていきます。
溶けた鉄の溫度は、1600度というとっても高い溫度になります。
これを取鍋精錬と脫ガス設備で、
合金鉄を加えながら不純物を取り除き、成分を調(diào)整していきます。
次に、これを固めます。
連続鋳造設備と呼ばれる、とても大きな設備で連続的に固めていきます。
ここでできる大きな鉄の塊をブルームと呼んでいます。
ここでも実際の映像を見てみましょう。
たくさんの溶けた鉄を入れた取鍋をいう器をクレーンで釣り上げて、
固める設備にセットします。
その中で型に流し込まれて、四角い形に固められていきます。
そしてこの鉄の塊を延ばす工程です。
この延ばす工程を圧延といいます。
さんとくんは延べ棒を使っていますが、
工場では鉄の塊を圧延機で回転するロールの間に通しながら、
丸い棒狀に押し延ばしていきます。
こうして作られた特殊鋼は、
最後に表面や內(nèi)部に欠陥がないか厳しい検査を受け、
特殊鋼製品となります。
山陽特殊製鋼では、丸い棒の棒鋼や、
管の形をした鋼管などの特殊鋼製品を製造しています。
最後に、山陽特殊製鋼で作られた特殊鋼製品が、どのような道をたどっていくのか、
自動車に組み込まれるまでを例にとってご紹介します。
山陽特殊製鋼
小さな部品メーカー(部品加工工場)
特殊鋼製品は、様々な部品加工工場で
べアリングやギアなどの形に姿を変えます。
大きな部品メーカー(自動車部品工場)
自動車部品工場でエンジンなどの
自動車部品に組み込まれます。
自動車メーカー(組み立て工場)
最後に自動車メーカーの組み立て工場で
自動車に仕上げられます。
このように、一臺の自動車が出來上がるまでに、
いろいろな會社で多くの人が関わっていますが、
山陽特殊製鋼は、その根底をなす素材メーカーとして、
品質(zhì)の高い特殊鋼製品を安定して供給するために、
社員一同が、日々頑張って仕事をしています。
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