山陽特殊製鋼株式會社（社長 佐々木宏機(jī)、本社 姫路市）は、第6次中期連結(jié)経営計畫（平成17～19年度）の中で、「効率的生産體制の構(gòu)築」を重點施策のひとつとして掲げております。
　當(dāng)社では特殊鋼鋼管を戦略品種と位置付けており、この競爭力強(qiáng)化のためには、生産能力向上?製品製造工期短縮?コスト低減を図ることが最重要の課題であり、そのために約33億円の設(shè)備投資を?qū)g施してまいりました。
　この強(qiáng)化策に対応するため、平成17年9月に熱間押出用ビレット加工設(shè)備、平成18年5月に新自動酸洗設(shè)備、続いて同年9月に新鋼管精整ラインを順次立ち上げ、すでに稼動を開始しております。これらの設(shè)備により処理能力向上や、構(gòu)內(nèi)物流の改善が図られたことで、仕掛量の削減につながっております。
　今般、その総仕上げとして、コールドピルガー（75LC）の設(shè)置工事が完工し、3月上旬より商業(yè)生産を開始致します。これにより鋼管事業(yè)の総合的な競爭力強(qiáng)化が図られることとなりました。
　この投資の完了によって、鋼管の生産能力については従來の10,800トン／月から12,000トン／月へ約10％強(qiáng)向上する見通しです。

 

【 コールドピルガー（75LC）の特長】

以上